孫子、クラウゼヴィッツ、マキャベリなどの軍事古典について

孫子クラウゼヴィッツマキャベリなどの軍事古典について

孫子クラウゼヴィッツマキャベリなどの軍事古典はほとんど日本では読まれていない。

 読まれているといっても、一部の軍事研究者か自衛隊制服組ぐらいだろう。孫子クラウゼヴィッツに共通しているのは、戦争は極力やらないということだ。これは、日本の反戦平和主義による憲法護憲、核廃絶、平和人権福祉とは大きく異なるものだ。

 また、クラウゼヴィッツの「戦争は他の手段を持ってする政治(外交)の手段であると言った。まさしく、戦争の延長線上に外交があり、外交の延長線上に戦争がある。つまり、戦争と外交は渾然一体化している。

 私は戦争は外交の最終手段であり、国益や死活的利益に関わる重要地域への派兵や自国の主権が脅かされるときの自衛戦争に限定すべきだと考えている。

 また、孫子は不戦の戦争で敵を倒すことを理想としてる。マキャベリ君主論では、

自国軍からなる国民軍の創設を説き、君主は軍政と軍事訓練と軍事だけやればいいと書いている。

 これからの日本では、軍事古典をよむことは必須教養となるだろう。